底上げ

sちゃんが昨秋に

私に「全体の底上げが

必要なんだよ」と

話していたのは覚えてる

 

いつまでも

のりこさんにおんぶや

だっこじゃいられない

 

このままじゃ頭打ち

 

のりこさんだけ上昇していくのを

すごいねーってぶら下がり眺める

なんてこと聖霊は望んでない

 

全体と一致していきたい

 

それで頻繁に祈るようになった

 

今、思うと、今もそういう願望が

あるんだけれど、いかにも

神聖なこと、行為をしたいと

思ってる

 

そして、

思いついたことや

インスピレーションかなと

思われることを

sちゃんにどう思うか聞くと

たいてい「待て」がかかる

 

 

それよりも

勝ちたさやすり替えを

見る方向に持っていかれる

 

 

やっとこれは

覚醒レースじゃないんだ、

競争じゃないんだ、

本当に自分を救いたいんだと

この前ジーンと来たのになぁとは思う

 

 

しばらく前に

sちゃんが静かなときがあって

忙しいのは知っていたので

のりこさんに聞いたら

それは私の中に潜む

競争心がそうさせるようだ

 

認めてないから、待たずに

一個飛ばして上に聞く

 

 

相談すればいいんでしょ、

みたいなところにいることに

気がつくことだとか

 

言われたときは

自分の中はそういう表現には

なってなかった

けど、確かに億劫さはあった

 

聖霊への信頼がないことも

 

これについては反発というか

シューンみたいなさびしさを感じて

信頼度が上がってることに

目を向けたいんだけど、と

言った

 

でも、それは己が確認する

みたいなことだよねと

切り返しが来る

 

どこまでいっても

己だということ

ベッタベタの同一化が

あることを認めること

 

正直、カチンとしたり

ムッとするなんて

いくらでもある

 

こんなにも私は無意識らしい

気がつけない

 

ここ、ここ、と指を指されて

やっと「ああ」と気がつくレベル

 

だけど

心のどこかがこの訓練を

歓迎し、受け入れたいという

強い固い意志があるのを

感じる

 

訓練されていない心のままで

いることに耐えられない

救われるためなら

心底、何でも来て、と思う

そのための残りの人生

 

 

のりこさんと皆。

その関係性の中で

ちょっと先を歩いてくれてる

sちゃんに対して持っていた

自分の後輩意識が、

もうはっきりと

のりこさんの役割を引き受けて

これから私がやっていきますよと

彼女に前に出られたときの

「認めたくなさ」とか

不信のようなもの

なぎ倒したさだとかに変わる

 

見たくないものがある

 

以前

マイティコンパニオンに

対する上面の「ありがとう」や

感謝じゃなくて、その1枚

めくったその下のエグいものを

見ていかなくちゃいけない段階が

来てると話してた

 

それをやって目の中の丸太を抜く

 

のりこさんに投影するのは

さんざんしてきた

信頼もある

でも仲間達には不安を感じる

いちもつあるのに

ないふりして、ゆるしたふりして

できれば笑顔で通り過ぎたい

 

今までペチャクチャ話していた

ような闇なら問題じゃなかった

んだけれど

なんだかコツンと硬いものに

当たっていて

それはなかなか腹から喉を通って

口からでてこない

 

それを出すために聖霊

sちゃんを私に送りこんで

くれたように思っている

 

仕え合う関係ということでも

あるんだと思う