東京撮影

私のコミュニュケーションの癖で

反射的に謝りたくなることがある。

とりあえず、謝っておけば

逃げれるって

なにか応急処置できるって信じてる。

自分のコミュニケーションの

優先事項の中に理性を保つことが

重要視されてることをすごく感じる。

 

東京撮影期間中の宿泊施設で

そのとき、第一候補だったところに

他の人の予約が先に

入ってしまった。

 

それで、ラファエルが

これは私(れい)の「ここがいいと思う」と

いう意思表示がなかったので、予約が遅くなり

うまくいかないという連鎖になり、

それは抵抗のサインだった。。みたいなことを

話したので、えっ!?と驚いて

咄嗟に謝った。

 

メッセンジャーでは

(私の知覚では)

私のせいで予約が取れなかったので

けんたさんが急いで次の候補を

ピックアップしてる。

そして、ラファエルもそこで異論が

ないみたいだった。

とにかく早く予約して押さえないと

という空気を感じた。

 

でも、私はその次の候補が良いと思えなかった。

部屋の広さは充分だったけれど

みんなで

コミュニケーションするリビングや

ダイニングは大事だと思っていて

そこはダイニングテーブルが

二人掛け用だったし、

リビングにソファはひとつあるけど

テーブルがなくて、

なんとなく全体的に過ごしにくそうだと感じた。

 

この急ぎの状況で、今の私の立場では

言いにくいし迷ったけれど

聖霊から伏せておくようにと言われてる

感じはなかったので

正直に伝えた。

 

そのときのラファエルの反応は

同意という感じでもなく

祈り直そうという返事だったように思う。

肩身が狭く感じた。

 

私もいろいろ探して

最終的に無事予約が済んだとき

ホッしたけれど、

モヤっとしたものがあがってきた。

 

本当に私って意思表示してなかったっけ?

したような気がするんだけどな。。

 

メッセンジャーをスクロールして

自分の無罪の証拠を見つけようと

素早く読み返してみたら、

 

あった。

 

 

それを見つけた瞬間

鬼の首を取ったように感じた。

ラファエルが気が付かなかった

だけじゃんか、と。

最初の候補地で予約が

取れなかったのは私のせいじゃない

と急に鼻息が荒くなったのを感じた。

 

そういう攻撃心や「どうだ!」という

復讐心みたいなものを捧げて、

ただ彼にこんなことが私の心の

中で起きていたと表現する必要があると

感じてそうした。

 

直接エクスプレッションしたときは

罪悪感を感じた。

日本語ならもっと表現を選んで柔らかく?

伝えられるのに(取り繕えるのに?)

語彙の少ない英語で

言うからなんだか表現がやたら直球になって

しまう後ろめたさがあった。

 

で、顔の見えないコールで話してるから

なんとなく

あれ?この英語でちゃんと伝わってる

だろうかという不安から

微妙に言い回しを変えて(るつもり)

繰り返し

一生懸命伝えようとして

その時感じた攻撃心がまた蘇るような

感覚もダブルであって、声がでかくなるし

必死感もでてしまう。

 

あー。。。ダメダメ感。

下手な英語だし、負け犬の遠吠えのようだ。

 

時系列は思い出せないんだけれど

東京撮影の準備ミーティング中に

ラファエルから

のりこさんの車の修繕の件について

誰もあれから話題にしてないみたいだけど

どうなってるの?どう感じてるの?と

突如切り出されたときは

ギクリとした。

 

あなたたちのほっといておける神経が

よく理解できないよ。どうしたの?

と失望されてるように反射的に知覚した。

 

ややしどろもどろで

でもできるだけ正直であろうとは思って

恥を感じながら

 

のりこさんが見積もりを取ると言っていたので

その知らせがくると思って気にしてはいた。

時々思い出すことはあったが、かといって

自分からみんなに

切りだす気にはならず、スルーしていた。

正直、他人事にしておきたい

修繕費をシェアしたくない、支払いたくない

という思いがあったことをエクスプレッションした。

 

ラファエルの話を聞いていると

彼が把握してることとなんだかギャップも

あるように感じて居心地はあまりよくなかった。

 

でも、このことのおかげで

癒しの機会として、みんなで

取り組む流れが起きてくれて

自分もそれについて心を開きたいと

少しの意欲が出たことはよかったと思う。