6月合宿

今までで一番参加することが気が重いと

感じる合宿だった。

なにかとても恐れを感じて

結構、闇、憎悪が出ていた。

 

一番戸惑ったのは、

ラファエルへの抵抗が

すごかったことだ。

 

視界に入れることができず

身体が拒絶反応を起こして

逃げてしまう。

 

時間の経過と共に

今度は猛烈な競争心、

打ち負かしたい、

引きずり下ろしたい、

勝ちたい、

全否定したい、

自分の利益のためにこき使いたい、

あなたなんていなくったって

私達は大丈夫なんですと言いたい、

そういう想いが吹き荒れて

それをアラウしていた。

エクスプレッションもしたけれど

そのときにそれだけで終わらないで

ラファエルが何か質問してくれて

それに答えたらとても軽くなったことを

覚えている。

 

それと、今の私にとって

一番競争心を刺激されるのが

しょうこさんとようこさんなんだけれど、

私は自分の記憶の都合が悪いところを

忘れたいから削除するようで

合宿中、ようこさんの名前が出て

それがトリガーとなって噴出した

競争心、動揺、悲しみを

それはのりこさんがトリガーだったと

すり替えて記憶していたことが

後になってわかったこともあった。

そこまでの強い抵抗で、自分にさえ

隠してしまうものなのかと

ちょっとショックだった。

それは三崎口でも起きたことだった。

本当に自分の記憶ってあてにならない。

 

無価値感をずっと感じていて

兄弟たちから否定されているという

自分の妄想、解釈、被害者意識を

本当に持ち続けていたくない。

これについて本当に自分の心が

救われることを望みたい。

 

ルーシーは、私に仮面をつける必要が

ないことと、どれだけ私が自己保身のために

大量のマスクをつけているか教えてくれた

ように思う。

 

最後、別れ際ののりこさんとけんたさんの

会話とハグは信頼が殺意さえ包み込んで

問題にならなくなってしまうこと、その

絶対的な安全のようなものを感じて

傍で見ていた私も癒された体験だった。