まだちゃんとやっていないIFP(平安へのツール)がある。

全身麻痺で独居で車椅子生活しているKNさんの

生活介助ボランティアを9月から始めて

とてもエクスパンションしていた。

 

11月いつもと違うことが起きた。

その日は排泄トラブルや風邪の体調不良で

イライラしていた彼女。

約束の時間より早く到着したのに

「もっと早く来てほしかった!」

彼女は咳しまくり&何度もマスクの中で嘔吐。

私はそれで気を抜けない。

気を遣ってるのに

「そんなに先周りされると疲れる!」

「何かあればこっちから言うから!」

ティッシュがなくなり、ストックのある場所を

一緒にボランティアしている先輩に聞いたら

KNさんに

「この家は私の家なんだから、私に聞いて!」

構音障がいもあって何を言っているのか

よく聞きとれない。

意思疎通がスムーズに上手くいかなくて

なにかと「そうじゃないよ!」とか

「知ったかぶりしないで!」と怒られて

へこむ。

 

ハロウィンはもう終わったのにハロウィン衣装で

出掛けると言い、それがまた着替えさせにくい

服でモタモタする私にイライラ。

変な真っ赤なとんがり帽子と衣装で出かける

彼女についていったら、イオンの前で障がい者

の人たちで主催するバザーのチラシを配ると言うから見守っていたら

イオンの出入り口を塞ぐような位置でチラシを

配ろうとする。

見かねて、もう少し買い物客の通行を

妨げないように少し移動したほうがいいと

言っても聞かない。

こんな調子、ずっと不穏な感じで

1泊2日の生活介助だったのが

その3倍の長さに感じた。

 

帰り道、へとへとになりながら

ジーザスに悪態をついた。

すべてはあなたに捧げるために

やりました!

そうじゃなければやってません!

 

ジーザスに恩着せがましい気持ちで

いっぱいだった。

のりこさんがよく言ってるように

やってやった!が溢れる。

 

KNさんにも怒りが湧いていた。

やってやってるのにあの態度は何?と

いう感じで。

 

あの変な帽子と衣装を着て

バザー告知するための大音量スピーカーを

持った彼女と外で一緒にいるのが恥ずかしかった。

 

頻繁な咳と嘔吐しているなんて

家に到着するまで聞かされてなかった。

知らされないまま介助させるって

どうなのよ!?

 

ボランティアの先輩に対する嫉妬。

先輩はKNさんとの関係が長く

阿吽の呼吸で彼女を介助するから

一緒にいるとそれがトリガーになって

疎外感と無価値感を感じる。

 

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平安へのツールへの準備

(のりこさんのテキスト)

 

 自分の心の平安を乱すように見えて、動揺を感じる

「人間関係、状況」に対する不満や文句を

簡潔に、明確に、直接的に箇条書きする。

 

・怒られる筋合いはない。善意で助けてやってるのに。

・私にもっと感謝しろよ

・はっきり聞きとれない言葉でしか話せないあなたが悪い

 

 

 その不満な状況を通じて

どんな感情がわいているだろう?

 

・怒り

・くやしさ

・悲しみ

・嫌悪

 

 

 その感情の奥には、どんな感情がある?

(状況説明ではなくてそれが純粋な感情であるかどうかもチェックしよう)

 

・役に立てない無価値感

・自己憐びん

・被害者感覚

・惨め、疎外感

・自己嫌悪、殺意

・渇望、欠乏、罪悪感

 

 

 

 その感情をずっと持ち続けたい? いいえ

 

・はい

・いいえ

 

 

 

 

この感情はどこから来ているのか??

そのような感情が起きるのはなぜだろう?

 

 

 

 このような感情を感じる理由は、この状況において、こう考え信じているから、、

Bad「こうなってしまったら嫌だ、それを回避すべきだ、なりませんように」

最悪の想定(思いつく限りたくさん、しっかりと具体的に書き出す)

 

・KNさんから、あなたの介助じゃ無理と愛想を尽かされる

・私の献身が報われず、何も成就しない

・私の介助のマズさで彼女が大けが、非難される

・KNさんから私の人格、存在を全否定される

・私は献身できていなかったこと、自己満足でしかなかったことが証明される

 

 

 このような感情を感じる理由は、この状況において、こう考え信じているから、、

Good「こうなったら私は動揺しないし幸せだ、こうなるべきだ、そうなってくれ」

最高の想定(思いつく限りたくさん、しっかりと具体的に書き出す)

 

・KNさんがはっきり話せるようになり、私がすぐ聞きとれること

・KNさんが私に感謝し称賛するようになる

・KNさんがどうあっても私は寛大でいられる

・私が彼女の良き理解者、介助者になれる

 

 

 

今まで

私はこれらの最悪の想定・最高の想定について

「自分は正しくて間違っていない」と信じ、主張を変える気がありませんでした。

 

 

でも今

冷静に客観的に見てみたいと思う。。。

 

 

 

 

「これらの必要や条件付けや、いつでも変化する可能性のあるBadGood

私の心の永遠の平安をもたらさないのは当然だ」ということについて同意したいですか?はい

 

・はい

・いいえ