お気に入りのホロデッキを終わらせる
リトリート第一週目の夜。
Xや外側のことにこだわり続ける理由は、
実は心の内にある
根源的な罪悪感に直面させないため
なんだということが兄弟たちと
一緒に受け取ることで腑に落ちた。
心にある、凄まじい泣き叫びを
見させないため。
でも、その叫びを見て、
実はその叫びが存在しないと
したら?と問いかけると
ホッとするような
祈りのスペースができる。
本当に人や状況は一切
関係ない、それは内側を
見るきっかけに過ぎないと
いうことをようやく本気で
受け入れる気になったと思う。
あるエピソードを見て、
演者が自分のお気に入りの
ホロデッキにのめりこんで
我を見失っている様を見て、
まさにこれを私はやってるじゃないか、
本当にやめたい!と感じた。
そして、ようやくXに対する私の執着は
剥がれて終わった。
一時的にとても解放感があったが、
家庭、Xを手放して
メインの投影先を失ったことで
数時間後にはとても苦しく
なっていった。
母と些細なことで口喧嘩するなど
分かりやすい形で現れた。
こうやって、終わらせながら、
ぶり返しながら、根気よく
やっていくしかないんだなぁと
感じている。