東京撮影

最終日の前日の夕飯時。

平安で幸せを感じていた。

店内の音楽もごはんも

すべてが素晴らしく感じていたんだけど

 

ラファエルのLMコミュニティでの

体験や人間関係の語りを

聞いているうちになぜか

どうしようもないほどの

恐れと寒気がやってきた。

なにか他人事として聞けない。

別になにも怖い話は出てないけど

平気な顔で聞いているけんたさんを

見て、よけい分離感を感じて

完全に食事の手が止まって

もうほとんど泣き出しそうだった。

 

宿泊施設に戻って

震えながら

 

デイビッドに近づきたくない

恐い

私は無理

できない

ラファエルやLMの人達みたいにできない

やりたくない

ほっておいてほしい

やだ

 

そういう言葉が出てきて

泣いていたんだけど、自分でも

なんでこれが現れてるのか

よくわからなかった。

 

ただ恐ろしい。

 

ラファエルとけんたさんが

スペースを保って私を見ていた。

 

 

「今、私達と一緒にいることについて

安全は感じていますか?」

と聞かれて、なにかハッとするものを

感じた。

 

ああ。そうだ。

こうやって恐れを口にして

表現できるのは

このふたりのおかげさまなんだ。

このふたりのおかげさまは

ジーザスのおかげさまなんだ。

 

自分の癒しのために

時間とこの安全な場所と

ふたりの聖霊が与えられていることに

言葉にならない感謝が湧いた。

なんてありがたいんだろう。

 

恐れが去っていって

安堵が広がっていった。

 

その日の夜は

神経が冴えていて

なかなか寝付けなかった。

 

ベッドの中でじっと

ジーザス、信頼について

ぼんやり祈っていた。

 

なんとなく音楽を聞こうと

思ったら

サイモン&ガーファンクル

「ブリッジ オーバー 

トラブルド ウォーター」という

曲が出てきたので、それを

聞いていたら

メロディに乗って

突然、

私が彼を信頼するよりも

はるか先に

ジーザスが

全面的に完全に

 

私のことを信頼している

感覚がなだれ込んできて

ワッと涙が溢れた。

 

 

 

 

ジーザスの方が

信頼してくれているなんて!

 

私の方が先に信頼しなくては

信頼しなくてはと思っていたのに。

 

はるかにそれを超えて超えて

私のことを完全に信頼してくれてるんだ。。

 

なんてありがたいんだろう。。!

 

全面的な欠けることのないジーザスの

信頼の中で、ひれ伏している私のイメージが

あった。

 

 

 

愛が私を正気にした

 

なぜかわからないけれど

その言葉が浮かんで

消えなかった。

 

ありがとう。

ありがとう。

 

私はあなたについていきます。

これからも導いてください。