静岡撮影

三四朗島はなぜか

特別な素晴らしい場所のように感じた。

 

トンボロ現象が現れる少し前の

早い時間に海を徒歩で渡る。

足場が悪いので慎重になる。

 

ラファエルが渡るのを

手助けしてくれたときに

神の小屋の映画のワンシーンを

思い出した。

 

主人公とジーザスが一緒に

水面を走る美しいシーン。

 

ああ、これもそれと同じだ。

こうやってジーザスが

一歩一歩、

一緒にやってくださってるんだ。

旅の全般を通して思ったのは

私が一歩一歩、

自分で歩を

進めてるのではなくて

ジーザスが次の一歩、

次の一歩を

与えてくださってるんだと

そういう実感が強くなった。

 

三四朗島で

けんたさんに、

今感じてるところから

無価値感や悲しみを

エクスプレッションした後

 

私が本当に求めていて

本当に欲しいのは

絶対的な安心

終わらない安心

揺るがない完全な安心なんだ

と話した。

 

この島では、、

カメラは私の視界から消えた

ラファエルは「監督」ではなくて

聖霊だった

けんたさんはマイティコンパニオン

ではなくて聖霊だった

そういう風に感じたのは

初めてのことだった

 

波の音

 

沈黙

 

しばらくしたら

ふと

あれ?

今、感じているのが

絶対的な安心なのかな・・・

 

 

そうなのかもしれない。。

 

 

それをけんたさんも

一体となって感じているのが

なんとなくわかる。

 

 

求めた瞬間、それは

今そこにある・・・

それを聖霊が教えてくれてる。

 

それは特別なことではなくて

とても自然なことのように思えた。

 

そこから出てしまうのは

自分なんだ。。

 

そうだね。。

 

 

光が心に広がっていた。

 

 

ラファエルが

あなたは

どうして深いコミュニケーションを

必要としてるのかと聞いたので

しばらくそれについて

考えた。

 

最初は

「繋がりたい」とか

すぐ思いつくことを

答えていたけれど、

 

ある瞬間

突然、涙がワッと

出てきて、

 

とても後悔してる想いが

溢れだしてきた。

私はなにかとてつもなく

後悔していて、

謝りたいと思ってる。

 

ごめんなさい。

本当に心からごめんなさいって

思ってる。

 

深いコミュニケーションをしたいのは

 

もう一度、初めからやり直したいから。

 

あなたとの関係をやり直したい。

 

私は本当はあなたを愛していますと

伝えたいから。

 

それをけんたさんの

瞳の奥に向かって

聖霊に向かって

話した。

 

この「やり直したい」の意味は

「私はもう一度、聖霊

選び直したい」の意味だということを

三人で話した。

 

 

とても感謝が湧いていた。

ありがたくて

ありがたくて

この旅が与えられたこと。

確かに導かれていること。

とても言葉にはならない

想いだった。

 

 

 

この前日は

ビーチで

けんたさんと

シェアしていた。

 

その時の私の心は

三四郎島のときとは

大分違っていた。

 

けんたさんは

心が解放されるような

体験があって

それを自然体で語っていて

私は無意識のうちに

それに合わせて

自分もふさわしい話をと

張り合う気持ちが出ていた。

 

そして、カメラも、

カメラを持つラファエルのことも

意識しないではいられなくて

自分のやってることが

芝居くさく感じられた。

 

その後、彼が

はっきりきっぱり、

自分の本当の感情を

スキップしないで

話してほしいと

言った。

 

テイクミーホームの

ラファエルのインタービュー時

カメラの前で彼は

自分の気持ちをスキップしたくなくて

闇を語ったり、泣いたり、

1時間くらい時間をかけて

臨んだことを話してくれてた。

 

 

ああ、私は自分の感情を

スキップしたがってると認めた。

 

 

聖霊とラファエルのおかげさまで

今まで私の心の中に

足りていなかったことが

急になにか広がっていく感覚が

あった。

 

それは、私には

今のありのままを

今いるところから

表現する価値が

あるということ。

それをすることが赦されている

大切な存在だということ。

 

それから何かが剥がれた感じがした。

カッコ悪い自分で下手でも

そのままでいいんだという

力が抜ける感覚があった。

 

それからは

とても楽になって

ラファエルが

録画しているかどうかは

重要なことではなくなって

自分の癒しのために

やっている、

リラックスするようになった

感じがした。