あのサービスエリアのレストランで

起きた解放は奇跡だった。

心に抱えていた障壁が消えて

ひとつの心に溶け合った瞬間だった。

 

ラファエルのことも恐くなくなって

いたら、彼がデイビッドの言葉を

紹介してくれた。

 

「この霊的な道において抵抗を

感じることは間違いだと 

思いますか?

もしそれは本当に進歩だと

したら?

もしあなたが真に

進歩がわからないのだとしたら、

何が間違っていて

何が正しいのか、どうやって

確信できるのでしょうか?」

 

今までも何度も聞いたことあるような

言葉だけれど、この時は

すごく新鮮味を持って

心に流れ込んできて

ああ、そうなのかと

力が抜けていった。

 

自分が進歩してると感じているときは

反対に後退してる場合がある、という

コースの話をラファエルが

している時、私はそれを

「後ろに引き下がっていると

思っている時でさえ、前に

飛び出してる場合がある」と

間違った脳内翻訳をしていた。

(後でけんたさんに正しい

翻訳を知らされるまで)

 

その時の私は

後ろに引き下がってるつもりで

前に飛び出してるって

本当にそうだよなぁ、と思って

ますます頭を床につけたい気分

だった。

 

今の私の祈りは

この抵抗を超えていきたい。

本当に超えていきたい。

 

今回の旅は自分たちの

計画なしに

ジーザスを信頼してついていって

大丈夫なんだと喜びで納得させて

頂けたように思う。

 

もっともっと、

盲目的に

信頼できるようになりたい。

 

そこにしか真の幸せはないと

思う。

 

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