康子さんと過ごすことについて

祈ると、抵抗よりも

その目的の方に焦点が当たってきた。

 

順子さんにも話の流れで

そのことを打ち明けたら

大賛成みたいな反応が返ってきて

ああ、やっぱりガイダンスみたいと

受け入れ始めた。

 

順子さんの

「康子さんの胸を借りて

息子さんへの思いを打ち明けるんだよ」

康子さんと息子は差異がないんだよ

みたいなニュアンスのことを言われた時、

自分の顔が歪むのを自覚した。

 

そんなことしたら

負けるじゃん、て言葉になる。

 

でも、私がするのはそれしかないっぽい。

 

順子さんに、

ファンクションで頑張ってる私より

息子さんへの罪悪感を涙ながらに

語ってる私の方が強さを感じるよと

言葉をかけられた。

 

もう癒しがすでに起きてるのを

私は感じている、と順子さんに

笑顔で言われてzoomを終えた時

私は何か決めた感じがした。